『天皇論』文庫版が出だし好調で、新規読者の方が多く買って
いると知らせがあった。
考えの変わった部分を、しっかり修正しておいてよかった。
男系固執の運動集団に汚染された中年世代以上は、もう脳が
固定化して思想しないから、若い世代が入って来るのは嬉しい。
産経新聞が一面で報じていた、女性皇族が皇籍離脱後も、
公務担当することを、閣議決定するというニュースは、
やっぱり誤報だった。
産経新聞は男系固執を「運動」で推進する「プロパガンダ新聞」
だから、誤報ばっかりやらかして、責任を取らない。
朝日新聞も誤報が多いが、産経新聞も読売新聞も似たり寄ったり、
ようするに新聞を正しい情報が載っている紙と思ってちゃ
いけないということだ。
もちろんネットはもっと誤報だらけ、陰謀論だらけで、
「運動のためのプロパガンダ」の主戦場でもある。
メディアで報じることは、眉に唾つけて読むという習慣を
身につけよう。
『小林よしのりライジング』で、わしが負けるところを見て
みたいと書いた人がいるが、読者だから怒らない。
ネトウヨもそういう心情なのだろうと思う。
そんなにわしは絶対的な勝者と映っているのだろうか?
しかし即座に「小林よしのりが負けるということは、
排外主義が勝つということであり、皇統が絶えることだが、
それを望むのか?」と叱責する者もいて、大変健全だ。
「小林よしのりが負けるところを見たい」
自称保守もネトウヨも左翼もそう思っているから、面白いね。